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↑ビルに挟まれている篠田屋
この間、映画に行きました。
『
はじまりのみち』です。
この映画は原恵一監督が、木下惠介生誕100年記念で作成されたそうです。
木下惠介監督が『陸軍』という映画を1944年につくり、それが原因で軍部から睨まれ、映画が撮れなくなり、松竹を辞職故郷に帰っての話。
寝たきりの母親を兄と便利屋君と3人でリヤカーを押して疎開。
ふたたび映画を撮る決心をするという話。
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↑タイル張りの床が昭和。濡れていると危ないかも。
その映画を観るために、予習に『陸軍』を取り寄せ、観ました。
最後のシークエンスでの、田中絹代が行軍を追いかけていく撮影は涙なしにみられないです。後援が陸軍省なのにすごい映画を作ったと思う。
あのシークエンスを観るだけでも値打ちがありますよ。
『はじまりのみち』でもかなりの時間流れます。
一瞬だけど、『二十四の瞳』的なシーンもあります。
『二十四の瞳』もこんかい見直しました。
家にDVDがあるのですよ。
映画のような貧しさは現代にないだけ、いまはいい時代なのかも。
戦争も無いしね。
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↑カレーライス
『喜びも悲しみも幾歳月』も家にあるので、今夜観る予定。
言いたくないけど、昔の映画の方がよかったかも。
『楢山節考』も観ました。現代の姥捨ては、自宅に捨てるのかな・・・いやな時代になってきました。
※映画館に来る元お嬢さん、映写中にお話しするのはやめましょう!携帯のスイッチは切っておきましょう。もう十分に大人なんだから。もう少しで杖で突きそうになりました。映画館のスタッフさん、チャンとチェックしてください。
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↑最近なぜかこれが食べたくなる
映画の中でカレーライスがでてきます。
でも映画館をでてから、篠田屋に行き、カレーライスを食べました。
最近、このお店のカレーライスが妙に好きなんです。
高級なカレーライスは巷にいっぱいあるけど、ここの昭和のカレーがお気に入りなんです。
ウスターソースをかけていただきました。
他店では、カレーにウスターソースをかけるのは、大阪の自由軒のカレーぐらいかな。
あのウスターソースの英語表示は「Worcestershire sauce」昔、長いスペルだと思ったものです。
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和菓子
- 作者: 中村 肇
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2013/01/26
- メディア: 単行本
↑これから暫くの間、京男の和菓子本のお知らせをします。詳しい説明は
1月27日の記事をご覧ください。(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)
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