エビ(海老)を獲ることに!
エビを獲るといっても
「伊勢えび」やら「大正えび」やらの漁やら
もちろん!
ブラックタイガーの養殖場に忍び込むのではありません。
家の前の桃ケ池で
ヌマエビかヌカエビか知りませんが
2、3cm のエビを獲るのです。
「釣り餌として売っていませんか」
釣具屋さんが近所になくなりましたか。
「ペットショップや通販にはありますが」
高い!?
1 尾 100 円近い値がついていたり。
要するにカネを使いたくない!
自らは汗を流したくない!
恥ずかしくてくだらん用事は
私のところにくるんですなぁ。
朝から網で水際をガサガサやったのですが
30 分で 3 尾しか獲れませんでした。
怒ったよ!
ナメんじゃねぇ!
それじゃ!獲ってやろうじゃないの!
洗練された都会の匂い(!)
妖艶で(!)スマートな(?)私には似合わないと
自分では思うのですが
俄然!奮い立って!やる気が出てきました。
ペットボトルの頭をはずし
逆さに突っ込んで
プツプツ穴をいっぱい開けて
トラップを作りました。
さなぎ粉があればいいのですが
近所に釣り餌屋なんて見当たりません。
死んだ伯母が
「ヌカエビには糠(ぬか)がいい」なんて
大昔にいっていたような。
記憶はいいかげんなんですが
藁(わら)のカマスの口を竹で広げて
糠を放り込んでおけば
エビなんてすぐ 1 升や 2 升獲れる!と。
はは!いつの時代の!どこの河川か沼のはなし?!
糠なんか米屋のおじさんが
いつでもあげるといっていましたが
米をスーパーで買っているのに
糠だけもらいに行けないでしょう。
押し麦と小麦粉を空煎りして
ティッシュペーパーで軽く包んで
ホッチキスで止めました。
これが餌。
蓮池に 1 晩沈めておきます。
ああ!獲れましたね。
押し麦と比較あれ。
小さなエビでしょ。
根気よく繰り返せば
1000 尾くらいすぐ獲れるのでは。
しかし!この汚い水で
鯉やブルーギルなんかの魚がいっぱいの中で
よくまあ!棲息できるものですね。
(外伝)
股ケ池(ももがいけ)明神の前の池の石垣に!?
あれ?!
頭としっぽを同時に狭い穴に!
どうしてこんなことに!
ループの中に棒を入れて引っ張ってみても
痛い!痛い!(たぶん!)と身をくねらすだけ。
もう!宵闇が降りた午後 7 時半。
どうしたらいいの!
消防署とか市の公園課とかに連絡を入れて
レスキューしなければいけないものでしょうか。
翌朝 5 時過ぎ。
よかったね。
心配して(?)ゴミが集結していました。
マナーの欠如した汚い池になりましたね。





