〔『ソウルガーデンホテル』の外観〕
今回の“ひとり旅”で、ソウルでの宿泊は初めてのホテルに泊まった。
とくに新しいホテルというわけじゃなく、どちらかと言えば古い方に属するホテルで、『ベストウェスタンプレミア・ソウルガーデンホテル』(通称『ソウルガーデンホテル』)という。かつて『ホリディ・イン・ソウル』と呼ばれたホテルだ。
このホテルの存在は30年以上前から知っていたが、利用したことは一度もなかった。
ソウルのホテルの集中している地域と言えば、旧市街のソウル市庁付近と明洞(ミョンドン)あたりが多く、あと新市街の江南(カンナム)地域などなど。
今回の『ソウルガーデンホテル』は旧市街の一角だが、明洞あたりからはいくらか離れた麻浦(マポ)というところ。麻浦駅の近くで、「麻浦大路(マポデロ)」という大通りに面した場所に建っている。
〔「漢江」に架かる“麻浦大橋”〕
そのむかし、「漢江(ハンガン)」に架かる橋はいまほど多くなく、バスなどで空港方面から旧市街に向かってくるとほとんどと言ってもいいほど“麻浦大橋”(上の写真)を渡り、そして「麻浦大路」へとつづく道路に出る。
当時はまだ高い建物も少なく、「麻浦大路」に入るとまずこのホテルが最初に目に飛び込んできた。これまで泊まったことはなかったものの、見慣れているせいもあって不思議に懐かしさを感じる。
いまでこそ地下鉄などで目的の場所に行くこともでき、また「漢江」に架かる橋も何倍にも増えたこともあって、このホテルの前を通ることは少なくなった。
今回、ちょっとした事情でこの『ソウルガーデンホテル』を利用することになったが、落ち着いたとてもいいホテルだった。お値段的にも手頃なので、またの利用を考えているcocoa051でした。