行ってきました、黒執事です~。なんか久しぶりですな。
久しぶりなだけにキャストがどれだけ初演と同じかって
気になるところです。まあね、シエルはどうやっても
同じ人ってのは無理ですしね。
コミックスの最新刊の帯では、実写映画化が告知して
あって、なぜか宮下優也くんじゃなくって、えーっ、って
なったんですよ。あんだけハマリ役なのに、なんで
映画でも同じ配役じゃないんだろうって不満たらたらなのです。
なので、自分からは映画は行かないな、うん。
グレルの植原卓也くんとアンダーテイカーの和泉宗兵さんが
変わってないのもまた嬉しいです。だってー、この2人、すんごいです。
2次元が2.5次元通り越して3次元だよってくらい、そのものなのです。
初演よりもアンダーテイカーの出番が少ないのは残念でしたが
その分グレルの植原くんを堪能しましたよ。
新しいシエル役の田中偉登くんは、若干聞き取りにくさを
感じる時もありましたが、あの若さで初舞台ですから
すごいと思いますよ。ほぼ不自然さは感じなかったですもん。
そうそう、初演の時、セバスチャンとシエルが二人で歌う歌があって
役柄的にも役者さんの年齢的にもシエルパートが上だろうと
思っていたら、なんとセバスが上で、これが一番の驚きだったってのが
懐かしいです。なので、ここも今回気になっていたところですが
シエルの方が上でした。なんか、ホッとしたりしてみたりして。
アバーラインの高木俊さんも、流石です。高木さんと部下である
ハンクス役の寺山くんは、あの舞台の中で一番自由です。
っていうか、シュンリーが自由すぎ、いい意味で。
潜入捜査で女装して、作戦説明の時にかんじゃって、「もう1回
やっていいかな」ってちょっと前からやってました。それにすぐに
乗って、ちゃんとちょっと前からのセリフ振りをした寺山くんもナイスです。
ちなみにこの出来事、最後のアバーラインとアンダーテイカーの
会話でも拾われてました。今回は今日だけの観劇だったのですが
複数回観に行くときの楽しみは、確実にこの刑事コンビのやりとりですね。
だって、絶対アドリブしてそうですもん。
ドルイット子爵は佐々木喜英くんでした。ナルシス&壊れっぷりが
たまらんです。なんつーか、楽しんでるよなって感じです。
若干原作とは性格が違ってる感じですが、あの自分の世界に
どっぷり感はよく出てました。
そして、今回の舞台オリジナルストーリーのキーになる
死神コンビ、アランとエリックですが、中河内雅貴くんと
良知真次くん、この2人が同じ舞台に出るのを観るのは
久しぶりです。あ、こっからネタバレですよ。
ロンドンで続いている女性の連続殺人事件、目立った外傷はなく
微笑みすら浮かべた顔で亡くなっている。新聞では感染症説まで
出ています。一方、死神の方でも、回収されない魂が多いことが
問題に。この調査にあたるのがエリックとアランですが、アランは
胸に死の棘があり、いつかは確実に心臓に達するというアクシデントを
抱えています。エリックは、穢れなき魂を千集めれば死の棘から
アランを救うことができるという話を聞き、周りはおとぎ話と言う中
リストにない人間の魂を狩り続けています。
もちろん、この殺人事件についてアバーラインたちも調査に
あたっていますが、シエルの元にも女王陛下から、どうにかせいと
手紙が来ちゃうのですよ。で、調査に乗り出したところ、エリックとアランとに
遭遇、もちろんグレルもちょいちょい絡んできてます。
エリックの魂狩りにドルイット子爵が絡んできます。
ドルイット子爵も女性を誘拐し監禁しますが、ここにその2人の魂を
狙ってエリック登場です。外傷もなく穏やかな死に顔の2人に
ドルイット子爵はエリックに惚れ込み、クリスタルパレスでオペラを
開催することに。入場資格は子供か女性、男性は付添者のみ入場可。
シエルがあのピンクのドレスに着替えることは分かりますが
グレルがドレスを、しかも赤と黒のを着るだろうことは
想像してましたが、そして刑事コンビが潜入のため着るだろう
こともね。でも、アランは予想外でしたー。
さて、死の棘が胸に刺さっているアランはどうなるのか、エリックは
千の魂を集めるのか、2人はどうなるのか、は、自分のための
忘備録として書きます。なので読みたくない人はここでお別れです。
エリックが集めた、というか狩った最後の魂がアランのってのは
まあ予想はつきました。が、死神派遣協会から2人で逃げ出す
ってのは予想してなかったです。まるで愛の逃避行じゃん。
2人でアランが死んでも傍にいる的な歌、歌っちゃってたし
なんつーかこう、友情は通り越してるよね的な。
若干、エリックとアランで萌えろってことですかいっ?と
突っ込みたくなりましたが、そう思ったのはわたしだけじゃ
ないはずですよ。エリックの命を奪ったのはセバスチャン、
使った獲物はアランのデスサイズ、なんつーか、ベタでいいわぁ。
王道ってことですもんね。最後のセバスと坊ちゃんのシーンも好きです。
ちょっとアニメの最後の方を思い出したりなんかしました。
DVD、どうしよっかな~。
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