先日インストールした「Colorplus+ design for Birdy/bd-1」のサスペンション・キット。そのフロント・サスペンションには、他に類を見ない特徴がひとつ。
"関節"があるんです。
サスペンションとして機能している時は、この"関節"は必要ないはず。
では、なんのための"関節"かというと・・・。
BD-1はフォールディング・バイク。折り畳んで保管したり、輪行に赴いたり出来るわけだが、折り畳んだ状態だと、繊細なサスペンションの繊細な接合部分が地面に触れてしまう。それを避けるための"関節"。
ノーマルだとサスペンションはほぼ垂直。地面との隙間もわずかとなってしまう。
ストローク長を犠牲にしてまで付けられたジョイント。折り畳んで、保管するなり、列車や自動車に積み込む際は、取り扱いに注意して、ジャンクション面を傷めないようにしてあげないといけないわけですな。そこが破損すると、キケンが危ない・・・ことになるんやろね。
ディスクブレーキだとフォークの内側へ完全に倒せるが、Vブレーキではケーブルが接触してしまう。外側へ倒した方がいいのだろうか。これなら、"関節"を付けるより、"カバー"を付けてやった方がいいような気もするが。
まァ、どちらにでも振ることが出来る。これぞまさしく、"Swingarm Front Sumpention"やァ、みたいな。
いずれにしても、輪行など、フォールディングした状態で移動する場合、破損のないように気をつけてやらないといけないらしい。自転車に対して、愛執や愛着はなくても、愛情を持って接してやらないと。
オマケ