色はそのものが発しているものではない。
光があってこそ目に見えるものだ。
暗黒の中ではその区別はつかない。
当然、その色を持つ物体の存在さえ視認することができない。
ただ、それ自身が発光している場合は別だ。
自分自身の輝きによって、暗黒の中でもその存在を示すことができる。
人は肩書きや身を置く企業などの輝きによってのみ存在を確認されているようではいけないのだ。
自分自身が人を照らすことができるように輝かなくてはいけない。
もちろんそのためには努力が必要だろう。
しかし、その努力は価値のあるものに違いない。
世の中の隅から隅までを鮮やかな色彩で彩ろうではないか。