我が家でこれまでに使ってきたパソコンは何台になるでしょうか?
そのパソコンを廃棄するたびにハード・ディスクだけは取り外して保管していたのですが、置き場所にも困る程になってきたのでした。
HDを取り外して保管して来たのは、例えフォーマットなどを行ったとしてもデータは残ってしまい、後から盗み取ることが出来ると聞いたからなのです。もっとも家庭で使っていたパソコンですので、それほど重要なデータは残っていないとは思うのですが。
そのHDを廃棄するにあたり、一番確実な手段として選んだのが、中のディスクそのものを破壊してしまうことでした。
HDを分解するためには周囲にある6本のビスを外す必要があるのですが、よくよく見てみますと、星形をしたトルクス( TORX )と呼ばれる特殊なビスが使われていることが分かりました。
早速、工具店へと走って手に入れてきましたが、私が買ったのは1本・150円の安物のトルクス・レンチ。
前にも書いたことがあるのですが、工具にはピンからキリまでありまして、同じトルクス・レンチが別の店では10倍以上の1,800円程で売られていました。
この工具、他にはあまり使い道はなさそうなので使い捨て同様、安物でも問題は無いでしょう。
ところが、6本のビスを外したにもかかわらず、カバーを取り外すことが出来ません。はてな?
何と何と、シールの下にもう1本のビスが隠れていたではありせんか。
あああああああああこのビスも外してカバーを取り外しますと・・・・・
ケースから取り外したディスク本体。
HDは見れば見るほど精密にできた機械で、破壊するのは忍びなかったのですが、バラバラに分解しなければHD本体を取り出すことが出来ません。
そして、デスク本体は金切りバサミで切り刻んでしまおうと考えていたのですが、ハード・ディスクと言うだけあって、かなり固い金属で出来ているようなので、切るのは諦め真っ二つに折り曲げることで妥協する事にしました。
ここまでやれば、よもやデータを復元することは出来ないでしょう。
HDのケースなどは 「小さな金属」 の収集日にゴミとして出してしまえば、回収を行ってくれることでしょう。
習近平、言ってくれましたね。
「太平洋には米中両大国を受け入れる十分な空間がある」
ある訳ないだろっ!






